ゲノム医療教育プログラム:医療機関及び先端ヘルスケア機関向け

ゲノム医療教育プログラム:GERUA

本プログラムは遺伝情報を適切に利用するための医療教育プログラムです。
ヘルスケア機関の方が受講対象者となっています。

この教育プログラムにより、先端的医療のベースを培うことが出来ると共に、
現代医療技術のリテラシーの向上につながります。
医療機関での継続研鑽などに是非ご活用下さい。

ゲノム医療-予防医学と遺伝子-

「ヒトゲノムは人類の共通の遺産である」と、人権の観点からヒトゲノムを位置づけた宣言の採択から15年。その間に、ヒトゲノム計画での全配列解読が完了し、現在では、この遺伝子情報を基軸とした、診断、治療、創薬などの医療分野における技術開発や臨床応用がめまぐるしい拡がりを見せている。

これまで一つの疾患に対するひとつ、あるいはいくつかの症状は原因と結果という一方向の単純なつながりでしか理解されなかったが、ヒトゲノム計画の一部でもあったSNP解析から、現在では個人ごとの遺伝子情報に基づく根本的な背景が様々な疾患と密接に関わっていることが明らかになっており、オーダーメイド医療の実現はそう遠くない。

いまや世界的にも罹患者数が増え続けている‘がん’も、遺伝子の病気という代名詞が付くほどに遺伝子変異等の寄与は大きいが、そこには我々が生活するなかで自ずと触れている多くの環境因子の影響も忘れてはならない。

ゲノム情報や細胞内の分子情報から、的確にターゲットを絞ることで効果を高め、副作用を軽減できるとして、医療において欠かせない存在となっている抗体医薬や分子標的薬。(基礎研究ウラ話→開発につながると信じて、どこでもターゲット探しに躍起になっている。飯島の体験談@がんセンター)

向こう3年で、バイオビジネス市場における抗体医薬、分子標的薬開発は圧倒的な伸びを見せると予想されている。

一方で、現在の臨床現場に目を向けてみると、画像診断、血液検査など様々な技術が進歩したものの、医療の現状は、【病気になった結果を見る】検査をし、それを治療するものである。しかし、遺伝子医学が進んでいく将来、かならず、これからこんな病気になるだろうという未病状態を診断して、病気にならない指導をする予防医療が可能且つ必要になる。

世界的な動向から見ても、我が国における医療は、今後ますます遺伝子情報をはじめとした、あらゆる情報やデータを活用したものへと発展することは言うまでもない。
しかし、どのように高度なゲノム科学の知識を駆使できたとしても、それを分かりやすく患者本人へ丁寧に分かりやすく伝えることができなければ、混乱や妄想が広がるばかりだ。
ゲノム医療の恩恵や限界を知るには、体系的に「ゲノム・遺伝子とは何か?」、「ゲノム・遺伝子により可能なものは何か?」について知ることが必要である。

講義プログラムインデックス

ゲノム医療-予防医学と遺伝子-(GERUAプログラム連動)
1.ゲノム・遺伝子 用語の理解
2.遺伝子と疾患 SNP、CNV、突然変異
3.遺伝性疾患と(後天的)遺伝子変異による疾患(環境因子vs遺伝因子)
4.がん、生活習慣病 具体的な疾患例、遺伝要因・環境要因に基づく事例
5.ゲノム・生命科学研究 疾患オミックス研究など
6.新薬開発への応用 分子標的薬
7.遺伝子診断、疾患リスク評価 そのリスクと倫理
8.ゲノム医療の将来

全8講義 1講義2時間程度
本プログラムは、遺伝因子環境因子相関理解認定者(Genome Envirome Relation Understanding Authorization : GERUA)プログラム認定コース単位と連動しています。
Envirome-Genome Analysis Sheet 環境・遺伝情報家系図解析表による単位取得ご希望の方はこのプログラムをご受講ください。
※講師は現役医療機関等博士人材若しくは医療教職等専門人材です。
プログラム受講料:287,500円(同機関申込者2名以上以降237,500円)
認定試験料:31,500円
コース開催日程、毎週日曜日
場所:東京都内指定セミナールーム(文京区、中央区、港区等)
1月、4月、7月、10月開始(現在2014年1月開始分受付中)
プログラム受講希望者は下記のコンタクトフォームより、「ゲノム医療教育プログラム:GERUAプログラム連動」とお書きの上、医療機関等を明記の上ご連絡ください。
追って、日程等詳細をお送りします。

また、人数に応じ出張講義形式も行いますので、プロジェクターなどの準備をお願いいたします。
講義終了後はGERUAプログラム認定証を付与します。

本講義の開講をご検討される機関、団体の方はコンタクトより、タイトルを「ゲノム医療-予防医学と遺伝子-」もしく「 GERUAプログラム認定コース」はとしてご連絡下さい。