Envirome,Genome,Phenome Database – Diabates G:TCF7L2

Envirome,Genome,Phenome Database G:TCF7L2

Envirome,Genome,Phenome Database(環境子,遺伝子,現象子データベース)

環境子・遺伝子リスト(糖尿病)

#E-14>10q25.2-q25.3(G-002)

#E-14>10q25.2-q25.3
Diabates Related Factor:G-002
糖尿病関連遺伝子>2
HGNC Approved Gene Symbol:TCF7L2
TRANSCRIPTION FACTOR 7-LIKE 2
Cytogenetic location: 10q25.2-q25.3
Genomic coordinates (GRCh37): 10:114,710,008 – 114,927,436

TCF7L2:TRANSCRIPTION FACTOR 7-LIKE 2

TCF7L2は、転写因子でありランゲルハンス島β細胞に発現する遺伝子である。また、小腸内分泌L細胞において、GLP-1の発現を調節する。TCF7L2のイントロンに存在するSNPのリスクアリルが、インスリン分泌低下を介して2型糖尿病のリスクを高める。TCF7L2のイントロンにSNP(rs7903146)が存在することで、TCF7L2の発現量が増加する。TCF7L2の発現量の増加は、膵臓ランゲルハンス島β細胞のインクレチンに対する感受性を低下させる。そのため、インスリン分泌が低下する。(1)また、TCF7L2は、膵臓ランゲルハンス島β細胞でGLP-1発現増加に関与する。(2)GLP-1シグナルは、Wntシグナルに作用し、β-カテニンを活性化する。β-カテニンが活性化するとで、TCF7L2が活性化し、GLP-1の発現を上昇させる。Wntシグナルを活性化させることは、インクレチンであるGLP-1の発現を促進することなる。これにより、インスリン分泌を増加され、2型糖尿病を改善することが示唆される。(3)VTI1A/TCF7L2 融合遺伝子が、大腸がんのがん化のコアとなっているという報告もある。

Gene Phenotype Relationships

Omim#:Phenotype
114500:COLORECTAL CANCER

参考文献

(1)diabetes feb 2010 vol.59 no.2 479-485
(2)生化学 第81巻 第9号 780-792 2009
(3)Nature Genet. 43: 964-968, 2011.

更新日2013/07/19
著者:N.Oginome
編集者:T.Maruyama